ゆるーいのがいいね

長い療養休暇から仕事復帰に向かう境遇でのブログです。

価値をコントロールすること

突然ですが新幹線をはじめとした、JRの特急列車というのがあります。

ブログのカテゴリーは『鉄道』にしていますが、あまり専門的に書いておりません(いや、書いていないつもりです。)

JRにしても私鉄にしても、また最近は都市間バスなどにも『特急』という種別が普及し、『速達性』をイメージする語句として定着してきました。

 

その語源を考えますと、『特別急行列車』というのが正式名称でして、略して『特急』と呼ばれるようになりました。

第二次大戦前の大正末期か昭和初期のころに、急行列車の上の扱いとなる『特別急行』というのができたようです。この頃の特急と言うと、町の有力者や会社社長など特別な急行列車に乗るに相応しいとされる人が乗っていたそうです。

その頃の長距離移動に使われる列車は『急行』あるいは『準急』が一般的で、今の感覚で言うところの特急列車にあたっていたようです。

特急列車に乗ることは、驚くほど高い料金を払って乗り、職業や身分などの制約のようなものをも受けていたと聞いたことがあります。

ここまで中身の濃い内容(やっぱり専門的やんか!)このような特急列車の威厳をか実感することは、生まれる前の話なのでさすがに出来ませんが、飛行機の旅行については恐らく子供の頃のイメージは、少し近いものがあったかも知れません。

クイズで優勝してハワイ旅行!というテレビ番組がいくつもあった頃、飛行機という乗り物は、庶民にはかなり遠い存在でした。新幹線がやっとなのかなぁ。出張サラリーマンが多く利用していたと記憶します。ただビジネスでの利用ならば飛行機も路線によっては多くの利用者があったでしょう。しかしLCCだ、格安航空券だなんて、考えられませんでした。

 

このことは、他の事にもあてはまります。

得意のクルマで考えてみます。

トヨタ自動車の『カローラ』ってご存知ですか?昔は大衆車のイメージリーダーで、大きすぎず、小さすぎず、日本車のひとつの象徴のような存在でした。

それが、今では随分と車体が大きくなってきております。新型と数年前以前のとでは、名前は一緒でも車体の大きさは、ひと回りも二回りも違うと思います。昔からある車種が、モデルチェンジを繰り返しているうちに、昭和中期から後期にかけて発売されたものと、現在最新の車体は、すっかり大きくなり、上位車種とそう大差なくなってきているのが大半です。

そうすると、自動車メーカーは新しいモデルを発表し、今まで乗って楽しんできた車種が大きく、価格も高いと感じたら、その車格を補完するかたちで新型を製造…、ということを繰り返し、結果かつてない膨大な数の車種に膨れ上がっていきます。

 

生産技術の進化やコスト削減により、消費者のニーズに合うモノ作りをし続け、新しい技術などといった「価値」を、上位から下位へ広めていく事を、生産者やサービス提供者らが絶えず行ない、その積み重ねが今の日本経済、世界の経済社会というのだとぼんやりと考えています。