ゆるーいのがいいね

長い療養休暇から仕事復帰に向かう境遇でのブログです。

待機児童

 始めて保育園入園の願書を、市役所に出しに行った時のことです。あれからはや一年が過ぎました。

 住んでいる地域は待機児童が多いことで有名で、お母さん方が想像以上にしのぎを削って職員との面談に神経をとがらせ、朝早くから行ったにも関わらず、待ち時間も合わせて何時間もかかりました。

 もちろん自分らが希望する保育園に入園させたい思いはみんな一緒で、たくさんの保護者を見たら知らず知らずのうちに力が入るのは無理もないことです。

 

 パイプ椅子がずらりと並べられた特設の待合室では、わたしの前にママ友三人が座っていて、一人のかしましお母さんが、あーだこーだと、呼ばれる前から興奮気味というか、緊張を落ち着けるかように、二人のママ友にしゃべり続けていたり、別のところでは願書をこれから書くぞ!とばかりに書類をがばっと広げて、勤務先と思しきところに電話をしながら書きこんでいる両親などいて、まさに新米保護者のるつぼでした。

 子どももぐずったり、授乳しに特設授乳室に行ったり

で、まだかなあと2時間ほど待って、やっとわたしたちが呼ばれ、面談ブースに腰掛けると、若い職員が応対してくれました。

 記入したところのだいたいは、OKだったのですが、細かいところで、書くのか書かなくていいのかで、ちょっとお待ちくださいと言って、その場で何度か書き直したりした覚えがあります。

 

 十月に願書を出して、厳選な審査の結果は年が明けて二月に分かるという、長い間受験生になった気持ちでやきもきしながら結果を待っていたことや、抱っこひもした親や、地元でうちと同じくらいの赤ちゃんを乗せたベビーカー連れを見ると、ライバルかも…などと、いらん気を起こしてしまったことも、がんばってたなあという思い出です。

 

 今年も転園希望で、あの願書申し込みの待合室に行くことになります。というのも、今通わせている保育園は、2歳児まで預かる小規模保育園というところで、再来年には別の保育園への転園を考えなければならないのです。

 それで、少しでも条件をよくするために、第一希望の就学前まで預かれる保育園に転園希望を出し、定員オーバーの回答がきても、来年度からすでに“待機児童”扱いとなり、再来年に新規で申し込みするよりも、多少なりとも有利になるとのシステムなのです。もちろん、来年度中に空きが出ても転園できますし、やれることは、とりあえずやっておこうという思いです(みんなやっているでしょうね)。

 本当に、ここまでしないといけないのかと言いたくなる待機児童問題、小規模保育園を数年のうちにいくつも増やしてくれたのは有難いのだけれど、就学前までの保証まではくれない暫定措置なのが、つらいところです。

  せっかく先生や、同じクラスの子らとも友達ができて、良い信頼関係が築けたとこに、水を差すような転園希望。そこまでやらないといけないのかって思いです。

 

 新しいマンションや戸建てが建ち続けている地域は、保育園のキャパシティーまで考えずに建てているだろうから、家の近所の就学前まで行ける保育園にいくのが困難になり、電車に乗って保育園に預けたり、車で送迎したりと、本当に大変です。

 この先どうなっていくのだろう…。

 


にほんブログ村