ゆるーいのがいいね

長い療養休暇から仕事復帰に向かう境遇でのブログです。

軽自動車と高級車

 少しごぶさたの自動車シリーズをお送りします。

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 これまでに何台かのクルマを乗り継いでまいりました。ほとんどは、普通車で、今のと平成18年から2年ほど、軽自動車に乗っていました。

 平成12年のまさにミレニアムと言われた時に、初の排気量2.4Lの乗用車を購入し、軽快な加速でグイグイ走ってくれました。6年乗って22万km近くになり、ディーラーに点検に持ち込んだら、ショックアブソーバーを4つすべて交換する必要があると言われ、そこで考えました。

 もう、2Lオーバーの排気量のクルマを十分堪能したから、次は軽自動車ってどこまで良くなっているのかなと、ミニマムカーライフに興味を持ち、また当時、マニュアル車に乗りたくて仕方がなかったと営業マンにわがまま言ってたら、三菱のEKワゴンに5速マニュアル車がラインナップされていて、周りにだいぶ品人扱いされましたが、そんなの構わず購入しました。

 

 軽自動車の良いところは、なんたって機動力が違う!狭い道路もらくらく走るし、迷ったらUターンもしやすい、また最近は、ショッピングセンターや公共施設の駐車場に「軽」と書かれた軽自動車用スペースが増えてきました。このように“ちょっとそこまで”が、かる~い気持ちで出かけられる、それが最大の特徴です。

 

 一方で、高級とされる乗用車はと言いますと、乗り心地が全然違います。ゆったりしたシートにもたれて、心地よい加速感、エンジンや風切り音などの騒音も少なく、車内にいればエアコンの風の音と、オーディオの音くらいしか聞こえない、実によくできています。

 そうやって乗り心地の良い車は、長時間乗っていても、それほど疲れを感じないのには、本当に驚きます。

 それには、足回りやら騒音対策や空気抵抗など、あらゆるところに手間暇かけて、内装材の材質もゆったりとくつろげるような高級なものを使うことで、乗り心地の良さを追求しています。

 

 ですので、同じところまで走った時、軽自動車と高級車では、感じる疲れはかなり違います。

 正直、今の時代は高級車がそこらじゅうで見られるようになりました。特に輸入車が特に増えてきたせいか、ステイタスシンボルとまで言える高級車は、むしろ減っています。

 それだけ、素晴らしい乗り心地を得やすくなり、いい時代になりました。

 

 しかしながら、軽自動車だからと言って、決して安いと侮ってはいけません。背の高いミニバンタイプのワゴン車で、エンジンもハイパワーで、後部座席のドアが電動だったり、衝突安全の装備が付いていたりすると、軽く200万円を超えてくる車種もあります。

 そして、そう言ったミニバンタイプは、室内の広さを追求した車種が多く、本当に軽自動車かと思うくらい室内が広く、特に運転席と助手席の足元スペースの広さには、驚きに値します。

 これはつまり、メーカー各社が、限られた寸法内でどこまで居住性を追求できるかのいわば、知恵の絞り合いの結果と言えます。

 

 一方の普通車で、高級車と言われる部類に多いのは、4ドアセダンで、また、駆動方式がFRという、前にエンジン、後ろに駆動軸のあるものが主になっています。

 これは、自動車の車体の重量バランスなどから、最も乗り心地が良くて、運転操作も安定しているものを優先して出た結果こうなるからだと思います。

 なので、FRの車の場合、運転席と助手席の足元は、先ほど申しました軽自動車のと比べて、だいぶ窮屈です。そして、運転席と助手席の間には底から大きくアーチ状に盛り上げられており、お世辞にもミニバンなどのように、左右のウォークスルーなんて非常に困難か、ほぼ不可能です。アーチ状の盛り上がりの下には、エンジンからトランスミッションという変速機を経て、そこからプロペラシャフトという長い棒状の伝達装置が後輪の軸の中心付近まで伸びています。

 このような構造の車は、全体的に室内、特に足元が狭く、よほど高級で車格の大きい車種でないと、広いとは言えません。

 しかし、未だにこの方式が、高級車に多いのは、何度も申しますように、乗り心地がいいからだと思います。

 

 軽自動車の決められた寸法内で、精一杯の室内を求め、一見、車体の大きい高級車なのに、意外にも中が狭かったりする、人と同じく、クルマも見かけによらないものでございます。