ゆるーいのがいいね

人生折り返し地点に思うことや好きなことを連ねます

コンプライアンスの闇

 日曜日、蒸し暑く、クマゼミの大合唱は相変わらずだけど、曇ってて散歩&買い物にはいい感じです。

 今日は、OFF日ということで、家で家族とゆっくり過ごすことにし、ブログとちょっと調べものでパソコンを開いてみました。

 

 長期で休んでいる間に、始めて2ちゃんねるで、勤めている会社関係者たちはどんなこと書き込んでいるんだろうと開いてみると、相変わらずというより、さらに酷く、とげとげしくなっていました。

 そこで久々にみるキーワード『コンプライアンス』をみて、仕事していた時を思い出しました。ふた言目にはコンプライアンスコンプライアンスと、社内規定の厳格化をお題目のように上司も部下もみんなでいちいち言い合っていました。

 それにより、だいぶんクリーンな風が浸透して、つまらないスケベ根性とか、ごまかしとか横着する人は減りましたし、そういう人の肩身が狭くなった風になってきたのは、いいことです。

 自分自身も、偉そうなことを言えた柄じゃなく、雑な書類のせいで関係者に迷惑をかけたり、トラブル発生時の対応について、年食ってる割には交渉力は弱腰で情けないながらも、幾分かはNOと言える機会も増えたと思います。

 

 ところが、いいことだけではありません。正しいことは、やっぱり良いことであるので、それに努め続けなくてはならないのは、重々承知です。なのに何がいいことではないかと言いますと、慣れないうちは、正当さを証明するために、膨大な書類を作成しなければならなくなり、労働時間が増えてしまったことが挙げられます。周りから見れば、書類が増えるくらいなんだ!ごまかしてコンプライアンス違反がばれて、責任を取るのにそれこそ膨大な、場合によっては計り知れない損失を負うことになる。それが分からんのか!というのが、会社側の言い分です。

 テレビでもそう言う時は大きく取り上げ、場合によっては、会社がつぶれてしまうことだってあります。言われなくても承知しております。なぜなら、責任をとる矢面の者と言えば、まず現場にいる私たちですから、普通の感覚の人ならコンプライアンスに関しては神経を使って対応します。

 しかし、人間の能力なんてたかが知れています。よく我々の大先輩たちが申していた、猛烈に働いた頃、高度経済成長期の話。よくよく聞くと、忙しくて毎晩午前様だった。そのかわり残業代もそれなりに出た、と。

 今は違います。問題になっているのは、みなし残業、サービス残業、残業カットです。残業したい人の理由はそれぞれあります。特にやらねばならない仕事もなく、長く会社にいて残業代を稼ぐ人もいないとは言えないでしょう。

 それもそれでどうかと思いますが、会社側のやり方の方が、より酷いです。労働者は時間を提供しています。サービスすることで、最高の生産性を提供していることになります。

 これこそが、コンプライアンス違反じゃないのでしょうか?

 

 こんなことになった最大の原因は、働く人の数が増えないことだと思います。

 時間の提供で、働く人が増えないままでも、事業をまわしているんです。凄いことです。それだけ会社に忠実な社員は、正に会社の宝です。わたしのように半ばドロップアウトしている者からみても、とてつもなく強大な精神力をもって、会社、顧客、そして家族のため一心不乱で働いている人達です。

 

 経営者なら、もう社員からの搾取はこのくらいにして、今の人員に見合った規模の事業体系にシフトしていただきたく切に願うのであります。

 

 無理も過ぎれば 己に帰ります