ゆるーいのがいいね

人生折り返し地点に思うことや好きなことを連ねます

豪華列車出発進行

 初の鉄道ネタです。

 

 

1.これまでの豪華列車といえば…?

 

 関西人として嬉しい話題の、豪華寝台列車トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」が走り出しました。

 国鉄からJRになった翌年の1988年に、青函トンネルが完成し、上野と札幌を結ぶ寝台特急北斗星」が運行を開始したのが、近年の豪華寝台列車の幕開けでした。

北斗星 (列車) - Wikipedia

 

同じ年に、大阪と札幌を結ぶ「トワイライトエクスプレス」が走り出し、1999年に、上野と札幌には、「北斗星」をさらにゴージャスにした豪華寝台特急カシオペア」が登場しました。

 これらの列車は、首都圏及び関西圏から、北海道の観光振興におおいに貢献した列車でした。

トワイライトエクスプレス - Wikipedia

 

 カシオペア (列車) - Wikipedia

 

 余談ですが、これらの豪華寝台列車のモチーフとなったのは、今もヨーロッパで活躍している「オリエントエクスプレス(急行)」であります。

オリエント急行 - Wikipedia

 

 JR発足時に登場した頃の「北斗星」「トワイライトエクスプレス」豪華寝台列車は、従来使用していた車両を改造し、大体は定期運転をしていました。

 晩年まで非常に人気が高く、なかでもホテルでいうスイートルームに相当する車両というか部屋は、北海道行きの最後部に連結しており、パノラミックな車窓を楽しめる至高の1室でした。

 オリエントエクスプレスにならって、個室寝台を多くし(カシオペアは全てツインルームの個室寝台)、食堂車も予約制の豪華ディナーでおもてなし、ロビーカーでくつろいだり、その他シャワールームというアメニティー設備なども充実させ、また車内のアナウンスひとつをとっても、旅そのもの、移動そのものを楽しむというところに重きを置いており、従来の寝台特急(いわゆる「ブルートレイン」)のような、目的地までの移動手段だけにとどまらない志向によって、乗客へのサービスを提供していました。 

 

2.満を持して登場のクルーズトレイン

 

 ということで過去の車両のことは、詳しくはWikipediaをご参照いただき、2013年から運行を開始したJR九州の豪華寝台列車ななつ星」の成功が、これからの豪華寝台列車、「クルーズトレイン」というカテゴリーが生まれました。

ななつ星in九州 - Wikipedia

 

 1999年登場の「カシオペア」以降の「豪華」とつく列車は皆、新たに車両を製造したもので、外、内観はどれも個性的です。

 JR九州ななつ星」に続き、JR東日本が今年の5月に「四季島」を運行、北海道へも足を延ばし、北斗星カシオペア以来のクルーズトレインです。

TRAIN SUITE 四季島 - Wikipedia

 

 そしておととい、JR西日本が手掛けた冒頭で紹介の「トワイライトエクスプレス瑞風」が満を持して運転を開始しました。

 TWILIGHT EXPRESS 瑞風 - Wikipedia

  

 こういったクルーズ型豪華列車というのは、それこそ豪華客船クルーズがモチーフだと思います。

 それにしても何十万、いや百万円以上もの大金を出してでも乗ってみたいという客層は、一体どういった人達なのでしょうか…。

 

3.もっと前からあった特別な列車

 

 その昔、1950年代後半から60年代に、東京と大阪を結んでいた特急「つばめ」という列車がありました。

 当時の「特急列車」は、正式には「特別急行列車」と呼んで、目的地までの速達列車と言えば「急行列車」でした。その「急行」に「特別」な意味が付けられ、誰もがおいそれとは乗ることができない列車という意味では、「瑞風」などもそれに近いかも知れません。

 

4.豪華でなくてもいい。それよりも

 

 わたしは鉄道が好きです。鉄道の旅が大好きです。だけど「特別」な「クルーズトレイン」まで乗りたいとは思いません。

 それより、昔懐かしの「鈍行列車」というものが、走るようなことがあれば、万障を繰り合わせて乗っちゃうかも知れません。

 最大の魅力は、「時間」をかけて、その土地その土地をゆっくり丹念に進んでいく、これに尽きます。車窓をのんびりと見ながら、ゴトンゴトンという車輪からのリズムと適当な振れを感じ、途中に乗ってくる乗客のお国言葉を聴いて、はるばる来たなあという思いに浸るなんて、今やるとしたら、これこそぜいたくな体験です。

 

 学割のスタンプが付いた周遊券やら、青春18きっぷという快速・普通列車乗り放題のきっぷをポケットにつっこみ、バックパックを網棚にドンと置いて、分厚い時刻表を見ながら列車を乗り継いで旅した日々がよみがえってきます。